実績紹介
亘理町荒浜保育所・児童館 【東北支所】
設計コンセプト
東日本大震災により被災した施設の災害復旧移転新築。
以前より1Kmほど内陸に敷地を1.2m嵩上げし建設。
保育所と児童館は園庭を挟んで対面する配置としている。
保育所は遊戯室をコアとした廊下レスプランにより遊戯室から全体が把握できる安全性向上と廊下面積の削減効果で保育室の充実はもとより職員室・厨房等のバックヤードの充実を図った。又、Denの複数設置で幼児の精神的身体的逃げ場も設けている。
児童館は主要各室の間仕切りを可動化することでフレキシブルな空間使用が可能なことを重要視した。
廊下との間仕切りは全て収納化し制限された面積をフルに活用している。
この収納にもDenを設けるなど遊びの場として活用している。
ちなみに大地震発生時(津波避難指示時)には道路向かいの荒浜小学校に避難する事となっている。
建物概要
発注者 | 亘理町 | ||
---|---|---|---|
所在地 | 宮城県亘理町 |
延床面積 | 577m²+434m² | 高さ | 8.00m |
---|---|---|---|
用途 | 保育所/児童館 | 構造・階数 | 鉄骨造 1階 |
竣工年 | 2015年 | 備考 | ー |