平成25年 原発避難者向け公営住宅の供給検討

設計コンセプト

福島第一原発事故により避難を余儀なくされている方のための公営住宅を大量に供給するための業務で、調査範囲は福島県内の8市町村で合計20敷地の調査を実施し、内15敷地において基本計画を策定した。敷地形状が不整形な敷地が多く、県や市町村から要望される戸数を鑑みると難解なケースが多かった。また、調整池等開発に係ることからより正確な現地調査が必要となり、簡単な測量を実施し、検討の精度を上げ大量供給を目指した。
ヒエラルキーのある広場や集会所の配置を工夫することで地域住民と避難住民の交流を促し、良好な住環境を形成した。

建物概要

発注者 国土交通省 住宅局
所在地 福島県福島市ほか
検討面積 40.1ha 用途
住戸タイプ 60~80㎡、2LDK、3LDK等 検討戸数 木造;約350戸、RC造;約1400戸
備考 用途:共同住宅(復興公営住宅)